幼児期は、身体が著しく成長すると共に、様々な運動の基礎作りを大切にしたい時期です。「たいいくあそび」では、専門講師の指導のもと、「コーディネーショントレーニング」を取り入れた運動を通して、動きやすい身体作りを目指しています。コーディネーショントレーニングは、神経系の視点から、7つの能力(リズム能力・連結能力・変換能力・反応能力・分化能力・バランス能力・定位能力)を高めることを目指しています。身体の神経系は、幼児期から児童期にかけて著しく発達しますので、この時期に運動の基礎能力を高めることは、将来、様々なスポーツに出会ったとき、柔軟に対応できたり、それぞれのスポーツで必要な身体の使い方や動き方をマスターするスピードが速くなります。
国際社会と言われる現代、「ことばあそび」では、外国人講師を含む専任講師のもと、Goodmornig.How are you? I`m fine.などの挨拶や自己紹介、色や数唱など身近な題材を取り上げ、年齢に合わせた楽しい英語あそびを展開しています。ゲームや歌、レクリエーションを通し、母国語以外の言葉の習慣に接する機会を設けることで、子ども達は一つの物事が他の言葉でも表現できることを知り、外国語の基礎知識を学ぶと共に、立体的な思考力を身につけていきます。そして、異文化の存在を受け入れられる寛容な心が生まれ、国際理解にも役立ちます。
五官の発達が著しく、あらゆることに興味・関心を持ち始める子ども達の好奇心を大切にしたい!と、園外保育を充実させています。いちご狩り、芋ほりなどの収穫経験、木の実落ち葉拾いなどの自然観察、鵜飼見学や時計屋見学、博物館、美術館見学などの社会見学。自然や社会とのふれあい体験を大切にします。まわりの環境変化に気づき、季節の移り変わりに感動する心を育てます。五官を通じ実際の物に触れることで本質を知り、時間や空間、数字の概念も学びとるのです。同時に、社会生活に欠かせない挨拶や礼儀、自分を表現すること、感謝や思いやりの気持ちも育みます。
地域の活動に参加することで、社会性が身に付きます。老人ホームなどの交流会に出掛けることで、人を思いやる優しい心が芽生えます。地域のお兄さん・お姉さんとあそぶことで、憧れの気持ちを抱きます。地域に根差し、共に歩むことで、子ども達に「ふるさと」をつくってあげたいな、と思っています。子ども達にとって、「ふるさと」があることは、将来、何かに挑戦したいと思ったとき、大きな力になるものです。
鍵盤ハーモニカなどの旋律楽器、打楽器など、身近な楽器を使ってリズム感を養い、子ども達が音楽に親しんで楽しめるよう専門講師の指導のもと、担任が中心となって指導します。卒園までに、簡単な曲が演奏でき、音符の読み書きが出来るようになります。また、和音あそび、音階練習を通して、音域狭少児(音痴)の矯正をし、音高正しく歌える耳と発声能力が育つよう、指導しています。かぐや第一・第三幼稚園では、木下式音感教育を導入しており、鋭敏な感覚や音高の定着、正しい口型、声量豊かな発声などを養います。そして、音感指導を行うことで、挨拶や言葉もきれいで鮮明になり、集中して聞く態度、挑戦意欲、感動する心を持つ子に育ちます。
お水がきれいな「サンながら」岐阜市岩崎にある「サンながら」に、
バスで出かけます。
●年少さんは水慣れ、バブリング、顔付け、腰浮かし
●年中さんはとびつき・ジャンプ、板けのび、板キック
●年長さんはけのび、面かぶりキック、水慣れの様子の把握(泳力判定)
水泳は心身の逞しさと、バランス感覚を養うのにふさわしい生涯スポーツです。一年中泳げる設備の行き届いた「サンながら」(岐阜市岩崎)で、専門のコーチが基礎から指導に当たります、まずは水に慣れることからはじめ、水の楽しさを知ります。少しずつ水に顔を付けることができるようになり、泳ぐことに挑戦していきます。同時に、この水泳指導を通して、心臓・肺が強くなり、血液循環を良くし、抵抗力のある体力をつけます。気管支喘息が軽くなったり、風邪をひきにくくなるなどの効果も出ています。健康な身体、丈夫な足・腰・腕を作ると共に、自立心、粘り強さ、注意力、判断力など精神的な成長も促します。