かぐや幼稚園の頭文字のKは3つの図形によってデザインされ、自然(山・川は青色)、太陽(輝きは赤色)、人の和(家庭と園は黄色)の協調を表現しています。これは、かぐや幼稚園の教育環境を意味すると共に、恵まれた環境と深い愛情こそが、豊かな人を育てるのに最も大切なものであることを伝えています。
輝(かぐや)幼稚園は、昭和27年9月、岐阜市羽根町25番地(十六銀行本店西)に創立されました。園名となった輝(かぐや)は、当時、岐阜市長であった東前豊氏によって命名され、竹取物語に登場する輝姫(かぐやひめ)と、勝利者を意味する月桂樹を重ね合わせたもので、「輝く子を育てる」という意味が込められています。その名のように私達は元気な輝く子どもたちの育成に励んでいます。
子どもたちは、成長するにしたがって興味や体験を広げ、それによって生活の場も次第に広がって行きます。その第一歩が幼稚園です。初めて同年代の子どもたちや両親以外の大人の存在にふれ、人間として生きるための「生きる力」を身につける大切な場所が幼稚園です。「かぐや第一・第三幼稚園」では、教育要領の五領域である、健康、人間関係、言葉、表現、環境をふまえた上で、いろんなあそびの中から、どのような活動が大切なのかを常に考えています。
昭和27年、岐阜市羽根町に誕生したかぐや第一幼稚園。長い歴史の中で、幼児教育が重要視され、地域に根ざした園として歩んできました。少子化の中、共働きのご家庭が増え、より低年齢のお子さんを受け入れる必要性を感じ、平成29年かぐや第一保育園を開園致しました。園舎の老朽化に伴い、建て替えをし、令和2年、幼保連携型認定こども園「かぐや第一こども園」としてスタートすることができました。新たな園のスタートに気の引き締まる思いです。長いかぐやの歴史の中で、幼少期の子どもたちを取り巻く環境が、その後の成長に大きな影響があると実感しています。かぐや第一幼稚園で大切にしてきた幼児教育への思いを、在園するすべてのこども達に伝えていきたいと思っています。そして、このこども園が、子ども達にとって、保護者の方にとって、安心できる場所、戻ってこれる場所であるよう、笑いの基地でありたいと思います。主役は、いつもこども達。それを支えるみんなの笑顔。笑ったり、泣いたり…様々な心が共存できる園を、みんなでつくっていきましょう。
兄弟で一緒に通ってほしい、地域の方に身近な園として感じてほしい、そんな思いを込めて、かぐや第三保育園を開園致しました。幼稚園の施設の一室で行う保育園は、1歳から5歳までの兄弟、姉妹のようで、みんな興味津々。先生も、お父さんもお母さんも、おじいちゃんもおばちゃんも、子ども達のかわいい姿に自然に笑みがこぼれてくるような、そんな園でありたいと思います。できたこと、失敗したこと、全部笑いに変えて、次のステップに上っていける、そんな雰囲気を大切にしていきたいですね。今しかない可愛さ、今しかない楽しさを、子ども達の“いま!”を、ご家庭と共有しながら、楽しい毎日をすごしたいな、と思います。